こんにちは、引き寄せ数秘ガイド陽香です。
1〜9までのルートナンバーは1・3・5・7・9の奇数グループと、2・4・6・8の偶数グループに分けられます。数秘術では奇数は陽・偶数は陰。正反対の質であるとみなし、これだけでもざっくりした性格がわかります。
今回は奇数・偶数グループの基本的な考え方、「自分ファースト」か「相手ファースト」かをみてみましょう。
自分ファースト!奇数グループ
1・3・5・7の奇数グループは 自分ファースト。なにか行動を起こす時・考える時の中心にあるのは常に「自分」。まず自分がどうしたいかをベースに物事に対応します。
ただ、数字によって自分ファーストのニュアンスが違います。
ライフパス1: THE自分ファースト。この世界にいるのは私だけ!
この世界に存在するのは自分だけ!くらいのイキオイ。自立・独立・個にフォーカスする1の特質上、自分ファーストはある意味当然のことだったりします。
他の人の意見やアドバイスには耳を傾けない……というか、 耳にも入らない、歯牙にもかけないという方が正しいかもしれません。
ライフパス3:私はこうして欲しいの!ワガママ姫系自分ファースト
ライフパス3の自分ファーストは、1よりも他のひとを巻き込みます。「私はこうしたいから、やって!」と 自分の希望を相手に叶えてもらおうとするイメージです。
子どもが自分の要求をグイグイ通そうとするのと同じ。子どもの数字であり、陽キャの3さんならではといえるでしょう。
ライフパス5:私の人生は私のもの。さすらいの旅人系自分ファースト
ライフパス5の自分ファーストは、例えていうならさすらいの旅人、もしくは武者修行全国行脚中。
旅の途中で悪者を退治して「どうか娘の婿に!」とこれ以上はない条件を提示されるけど「いや、拙者は旅の途中でござる」とそこに止まらない。
他者のお願いや事情で自分のやりたいことは一切曲げない自分ファーストです。
ライフパス7:KEEP OUT。自己ディープダイブ系自分ファースト
親・恋人・親友、誰であろうが入ってほしくない、厳然とした「立ち入り禁止エリア」を持つのがライフパス7さん。
自分の考える自分のやり方で物事を進めたいので、例え効率的だとしてもアドバイスやヘルプはありがた迷惑。「 いいから放っておいてちょうだい!」という自分ファーストです。
みんなのために相手ファースト!偶数グループ
自分ファーストの奇数に対して、偶数は相手ファーストです。考えや行動のベースにあるのは「相手にとってどうなのか」ということ。
数字によってその対象人数(範囲)が大きくなっていきます。学生生活を例にしてみますね。
ライフパス2:BFF (Best Friends Forever)親友
ライフパス2さんの対象は一番仲良しの親友、1人や2人程度。密な関係の中で 狭く深く、相手の希望を優先させ、サポートしてあげたいと考えます。ただそれだけに情が濃く、溺愛もしくは依存に近い付き合い方になることも。
ライフパス4:グループ(班)
ライフパス4さんの守備範囲はグループ(班)。それも「一緒に組もうよ!」と 自分が選んだ、4〜6人ほどの修学旅行や研究のグループです。
4さんはグループのまとめ役として仲間をサポートしますが、感情的ないざこざは苦手。偶数グループの中では理論的に考えるクールなタイプです。
ライフパス6:クラス
ライフパス6さんは例えていうなら学級委員長。サポート範囲はクラス全体で、全員に目を配って困っている人はいないか、心地よく過ごしているかに目を配ります。
生粋おかん体質なので「もう、仕方ないなぁ」と 手のかかる子どもに対するお母さんのように、少し上から世話を焼くイメージです。
ライフパス8:学校全体
6さんが学級委員長なら、ライフパス8さんは生徒会長。自ら世話を焼くというよりも、大きな視点で見て、学校全体がよくなるような仕組みを作ったり、適材適所に人員を配備します。
偶数さんの持つ「相手ファースト」思考に変わりはありませんが、8さんは 個人的にサポートするのではなく、全体を底上げします。
9+マスターナンバー:天上天下唯我独尊
奇数・偶数という概念を超越しているのがルートナンバー9、そしてマスターナンバー11・22・33です。
9はルートナンバーであり奇数ですが、1〜8すべてを内包するオールドソウルであり、マスターナンバーに近いと考えられます。
基本的には自分ファースト……なんですが、ルートナンバーの自分ファーストとは毛色が少し違います。このグループを表す言葉として頭に浮かぶのは 天上天下唯我独尊。
これって「自分は他の誰よりも尊い」と解釈されがちですが、本意は違います。
この宇宙に私はたった1人、他の誰も私の代わりにはなれない。
そしてなにも加えなくても、今このままの状態の私が尊い。
「自分は自分、自分でしかない『個』であること」を感覚的に理解していて、他の人と比較もしなくなるイメージです。
ゴーイングマイウェイ系自分ファーストとでもいいましょうか。ただこれ、9、もしくはマスターナンバーを乗りこなせていればの話。
まだ若かったり、2・4・6を選択している場合には偶数の相手ファーストが顔を出します。でも自分ファーストが根っこにあるので混乱することも。
9さんも同様で、場合はその時の気分や状況によって自分ファースト・他人ファーストが入れ替わり、捉えどころのない人と思われそうです。